
社労士で人材定着士の西野です。
今回は、1人採用するのに必要な応募者数を考えてみましょう。
採用(入社)までの流れを整理すると、
このようになります。
○求人募集を出す
↓
●応募が来る
↓
○採用面接をする
↓
○内定を通知する
↓
●採用(入社)する
応募から採用(入社)までには、
まずは採用面接という関門があります。
応募は来たけど、連絡がつかない。
面接を辞退される(ドタキャン含む)。
面接はしたけど、不採用。
次に、内定から入社という関門。
内定を出したけど、辞退される。
このような経路を考えると、
ある程度の応募者が必要になります。
では、1名採用するのに、
どの程度の応募者が必要なのでしょうか?
『マイナビ 中途採用状況調査2020年版』
から算出するとこのようになります。
https://mail.omc9.com/l/
■全体 8.3人
■従業員規模別
○60人未満 7.8人
○60〜299人 11.6人
○300人以上 7.6人
■業種別
○IT・通信 9.7人
○製造・メーカー 10.6人
○サービス・レジャー 5.5人
○小売・流通 9.5人
○金融・保険 11.0人
○不動産・建物・設備 8.0人
○運輸・物流・交通 9.0人
○医療・福祉 4.7人
良い人材を採用したいのなら、
これくらいの応募者を集めないといけない、
と言うことです。
求人を出して、応募が来た。
面接して、悪くなかったから入れよう!
これではいつまでたっても良い人材に恵まれません。
一方で『1名の採用に対して1名の応募』
が理想的、そう反論される方もいらっしゃるでしょう。
確かに『1分の1』は理想です。
でもそれは、野球のピッチャーでたとえると、
9回を27球で投げ切るようなもの。
求める人材を超具体的に示し、
ドンピシャの方だけが応募してくる。
そんな求人原稿を作成し、
応募から採用面接、
採用面接から内定、
内定から採用(入社)
どの部分も無駄の無い、
極めて完成度の高い採用の流れを
作って初めて言えることです。
私が採用支援をする上で、
目指す理想の姿でもあるのですが、
そう簡単にできるものではありません。
まずは応募者をしっかりと集める
ということから考えてみましょう。
内容につき、質問相談にメールで無料にて応じますので
件名必要な応募者数 にて
ご希望の方は下記までお願いします。
Jjigyoussk@gmail.com
よろしくお願い致します。
経営アドバイザー
社会保険労務士 西野毅