西野毅と名刺交換していただいた方、
セミナーにご参加いただいた方に
お届けしています。
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社労士で人材定着士の西野です。
前々回のメールで求職者目線での
御社の魅力・強味を出すことが大切、
そう申し上げました。
前々回の内容はこちらから
↓ ↓
【自社の魅力・特徴を出すとなぜ応募が来ないのか】
https://mail.omc9.com/l/
そういう意味では、
有休取得率100%は大きな魅力です。
私が会社員時代、薬局を経営する会社で
薬剤師の採用を担当していた頃のこと。
薬剤師って、採用難易度が非常に高いんです。
求人を出しても出しても
応募が来ません。
当時は採用のノウハウを
持っていなかったので、
人材紹介会社約10社に依頼をしていました。
それでも3か月位は全く反応なしです。
ある時、人材紹介会社の担当者と相談し、
有休取得率100%と書いて求人を出すことにしました。
(もちろん本当のことです)
すると、1〜2週間で2名から応募が来ました。
やはり求職者目線での魅力を出すと効果が違います。
で、その後どうなったと思います?
適性検査をすると、
2名とも同じような傾向が出ました。
「労働意欲は低く、
生活の為にやむなく働く」
要約すると、こんな内容でした。
それでも背に腹は代えられず、
2名とも採用することにしました。
ところが、1名は面接時に
薬局の様子を見て
「忙しそうなので自信がありません」
って辞退されました。
1名は、めでたく入社!
までは良かったのですが、
数か月後に退職されました。
やはり忙しいのがダメだったみたいです。
言いたいことは、
求職者にとっての魅力を出すことは
諸刃の剣になり得るということです。
今回の例では「有休取得率100%」に
集まってきた人、ということで
このような結果になりました。
では、どうしたらいいのか?
私たちがいつも大切にしているのは、
『経営者の思い』とセットにすることです。
この事業を通して、
こんなことを実現したい。
その為には、社員のみんなに
頑張ってもらわないといけない。
社員が頑張って仕事をするには、
心身ともに疲れていてはできない。
だから、働きやすい環境にしています。
その一例が、有休取得率100%ですよ。
このような説明です。
そうすることで、
単に休みたいだけの
労働意欲の低い人ではなく
社長ご自身の考えに共鳴してくれる人が
応募してくれるようになります。
内容につき、質問相談にメールで無料にて応じますので
よろしくお願い致します。
経営アドバイザー
社会保険労務士 西野毅
事業再生メルマガ始めました
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